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トゥルース通信 2005年6月号
今月の記事
●本部事務局(城北教室)が移転します!
●ロボットサイエンスコースより「ROBOLABサマーキャンプ2005」
●ハンズオン算数くらぶより「第2回アルゴ競技会開催
●【連載コラム】トゥルースの視線(第9回)
 
 

本部事務局(城北教室)が移転します!
練馬教室7月下旬オープン!

練馬

このたび、トゥルース・アカデミー本部事務局(城北教室)は、7月下旬を持ちまして上板橋から練馬に移転することとなりました。城北教室での授業は、7月19日を持って終了し、夏期特別授業から練馬教室がスタートいたします。

城北教室は、当アカデミーが日本での新しい教育の実践の場としてレゴダクタ教育を始めた最初の教室でした。2000年の開校当初1年半の間、生徒10数名だったレゴの教室が、徐々にこの教育に対する関心の高い方も増え、今では200名以上の生徒数となりました。中には、1時間、1時間半をかけて電車で通ってくださる熱心な方々もいらっしゃり、皆様のご理解に深く感謝しております。新しい地で、よりクラス数を増やし、個々の生徒に合ったクラス編成を実現することによって教育の質を高め、ご期待に沿えればと願っております。

練馬教室(練馬区桜台4-4-5諏訪ビル1F)は、西武池袋線・有楽町線、都営大江戸線と大変交通に便利で、駅から徒歩3分と通いやすい環境になっております。
城北教室生はすでに転籍の手続きが始まっておりますが、他教室在籍生の方で練馬教室への転籍を希望される方は、お気軽にご相談下さい。

また、練馬教室周辺にお知り合いがいらっしゃいましたら、ぜひご紹介下さい。オープンキャンペーンとして、8月末日までにご入会いただいた方は、入会金30%OFFにさせていただきます。

 
・・・ロボットサイエンスコースより・・・

ROBOLABサマーキャンプ2005
今年の夏、RCXを持って野外に飛び出そう!

サマーキャンプ

RISE科学教育研究会(代表:中島晃芳)では、日本
で初めての試みとして夏休みに「ROBOLABサマーキ
ャンプ2005」を開催します。

光センサーや温度センサー、角度センサーを駆使し、現在ロボット・アドバンス以上で学習しているROBOLAB Investigator(インベスティゲーター)のデータロギング機能を利用して、森の環境やそこに住む生き物の生態を調査・研究したり、野外ゲームを行ったり、ロボット・サイエンス コースでしかできない野外活動を行います。当然、一般のキャンプ同様、テントの設営や自炊、キャンプファイアなども。

会場は埼玉県北本市の施設=写真=ですので各教室からも近く、行き帰りの便も良いにもかかわらず、緑に囲まれた豊かな自然と起伏に富んだ地形の中にあり、メダカやカブトムシなど多くの生き物が生息しているとのこと。園内では蛍やセミの羽化も見られるそうです。また、キャンプ場の他、トイレや風呂も完備し、多目的ホールや体験学習室などの施設も充実しているので、午前中の涼しい時間に野外活動を、午後は屋内でデータの分析・解析や自然体験学習、夕方は楽しい遊び、といったスケジュールを予定しています。

対象は小4以上のロボット・サイエンスコース在籍生。申し込み方法等、詳細は追ってご連絡します。楽しさ満載のサマーキャンプ、奮ってご参加ください。

日程: 8月9日(火)〜8月11日(木) 2泊3日
場所: 北本市野外活動センター(埼玉県)
主催: RISE科学教育研究会
   (当アカデミーを含む4教室合同で開催)

 
・・・ハンズオン算数くらぶより・・・
 
初級修了生は中級へ!
第2回アルゴ競技会開催
アルゴ

昨年の11月に行われた第1回大会に続き、第2回アルゴ競技会を開催いたします。

前大会は日吉・飯田橋両教室で30名が参加しました。今回は、前回の初級大会に加え、初級認定者向けに難易度を上げた中級大会も行います。今回も優勝者には豪華プレゼント!小1〜小4なら誰でも参加できます。

アルゴを見たことも触ったことがなくても、競技会の前にルールの説明と練習試合も行うので、安心して挑戦してください。また、大型書店やユザワヤ、コンビニなどでも購入できますので(1,500円) 、親子で兄弟でご家庭にて練習してから参加なさるのも良いかもしれません。

当アカデミー在籍生以外でも参加可能です。お友達を誘って奮ってご参加ください!日程は下記の通りです。詳細はハンズオン算数くらぶのページでどうぞ

 
【連載コラム】トゥルースの視線(第9回)

ハンズオンラーニングA
―レッジョ・エミリア ―

前回紹介した「Multiple Intelligence(多元的知能)理論」を展開するハワード・ガードナー教授は、知能向上の方法としてRich Class Environmentが必須であり、それが強い知能を引き出すとしています。そして、その例として、「レッジョ・エミリア」を挙げています。
レッジョ・エミリア(Reggio Emilia)とは、イタリア北部に位置するエミリア・ロマーニャ州の一都市です。この市によって運営される乳幼児センターと幼児学校で実践されている幼児教育プログラムは、『創造性の教育』として「レッジョ・エミリア・アプローチ(レッジョ実践)」と呼ばれ、1991年に米国Newsweek誌で紹介されて以来、欧米や日本でその制度や教育内容について注目されています。また、子供たちの驚きと発見を絵や言葉で記録した『子どもたちの100の言葉』と題した作品展が世界各地で催され、日本でも2001年(東京)以来各地で開催されています。

その特徴は、「プロジェクト活動」と呼ばれるテーマ発展型の保育にあります。あるテーマに興味を持った幼児が小グループを構成し(通常2〜5 人程度)、その集団活動を通して数日から数カ月に渡って時間の経過と共に遊び(探求)を展開する。互いに聞き合い、質問し合い、応答し合う対話を通してテーマに対する興味を発展させるとともに、線画・粘土・立体などの多様な表象メディアを用いて様々な表現活動を行う(これらはGraphic Language:図形的言葉と称されます)。つまり、テーマをめぐる対話と表現の双方が幼児の活動の核となっているものです。
ガードナーは、この教育の持つRich Class Environmentとして、以下の点を挙げています。
・ 学校内が美しく装飾されていること ・ 芸術的な環境が整っていること
・ 授業が教師主体ではなく生徒主体であること
・ 学ぶ姿勢が教室外でも見受けられる教授方法があること
・ 教師が教授法を政府の政策で打ち出されたものに従うのではなく、自ら考えていること
・ ハンズオン・アクティビティが中心となっていること

やはり、ここでもハンズオンの重要性を指摘しています。子供の成長に伴い、まず身体・運動的知能が、次に空間的知能、そして音楽的知能という順で発達すると言われています。ですから、特に幼い頃はハンズオン・ラーニングが欠かせないのです。

レッジョ実践を理論的に支えた故ロリス・マラグッチの詩の一節
子どもは100の言葉を持っている。
(その100倍もその100倍もそのまた100倍も)
けれども、その99は奪われている。(中略)
学校の文化は子どもに教える。
仕事と遊び・現実とファンタジー
科学と想像・空と大地・理性と夢とは
ともにあることができないんだよ。
こうして学校の文化は
100のものはないと子どもに教える。
子どもは言う。冗談じゃない、100のものはここにある。

                       (佐藤学訳)
【参考】「Progettazione とは何か」中坪史典氏